枯渇ない財布を持とう

「確定拠出年金」で老後安心の仕組み作り

胴元が同じでは

同じ胴元が、一方では「宝くじ」を奨励し、もう一方で同じく「貯蓄から投資へ」を推奨している。さて胴元が同じなのだから、薦められる側にとっては「宝くじ」も「投資」も中身は50歩100歩にみえてくるのは致し方無いのか。すなわち、当たりはずれの世界、運頼み、博打…と言ったところ。

2月9日、日経新聞「大機小機」“預金と賭博の不思議な国”を皮肉と取ってはいけない。宝くじに限らず公営ギャンブルの胴元は名が示す通りお上、慈善事業や民間の収益事業ではない。そうすると「株式投資」も当然その類とみられても仕方がない。“国民に株式投資を促すのであれば、政府は投機と投資の区別を明確にする必要がある。・・・そううえで、国民の意識を正しい投資へと誘導してほしい。”

FX取引の多くが、仮想通貨取引の6割が日本人とのデーターもあるが、いずれも「投機」。残念なのは、ほとんどの人が「投機」を「投資」と間違った認識をしていることだ。「投資」と「投機」の区別ができなければ、お金は貯まらない。

 

支出は喜びのために

「消費に痛みを、投資に喜びをですね。」

思わずおぉー、目を覚ます思いです。なるほど、彼の中では投資も消費のうちなのです。大方の人は、手にした収入を「支出」と「貯蓄」に振り分けます。「支出イコール消費」「貯蓄イコール銀行預金」の構図です。ところが、投資が喜びの彼にとっては、投資は支出の一部です。

f:id:karenaisaifu:20190206101902p:plain日々、お金の管理のし方を話しております。私の提案は「支出は消費とリスクマネジメント(保険)」ここが出来なければお金は貯まらないの論法です。でも彼の、支出の中にはリスクマネジメント費用も、楽しみの分の投資も含まれるのです。

ちなみに「投資」の部分は「確定拠出年金」と「NISA」それに近頃覚えた米国株を少々とのこと。う~ん、ありです。

「支出の中に喜びがある、消費は楽しみのために」発想の転換と言うよりはこちらの方が自然なのかも知れませんね。

 

あれ、お金の整理ができてない

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先日思い出したように、銀行預金通帳を記入して来ました。ハタと気がついたのは、これ何だっけ? 定期的に引かれているお金のことです。

ヤフーカード請求140円、ヤフーオークション会費300円、特定営利法人〇〇1,000円、〇〇会費1,000円等々、一つ一つは少額ですが合計するとばかになりません。

全く思い出せない金額や、あれこれって解約したはずなのにまだ引かれてる!なんてものもありました。

その他にも、承知の上でカード決済をしているものや、会費もありますが、いわゆるダラダラと引かれっぱなしのものもあり、こうしてみると本当にチリも積もればの話です。

ほんとにこの支出は必要なのか、勿論スパッと切れるものもありますが、悩やましいのは、義理人情を踏み倒してでも切るべきか迷うものもあります。

始めるときは何事もそれなりに意味があり、納得ずくのことではありますが、やがて自分にとって必要のないことやサービスになったとしたなら、やはり決断した方が良いのかな。

『時間やお金のちょっとした無駄をなくすと、あなたの新しいい挑戦のための投資が出来ます。』う~ん、しみるなぁ。

 

 

 

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1月16日開催の「乳がんセミナー」のご報告です。

そもそも、このセミナーを企画したのは私自身が「乳がん」経験者だからです。経験者でも、改めて「乳がん」は早期発見で、5年生存率100%のがんであることを知ることができました。40歳以上になると市や区から検診の案内が来ると思いますが、なんとその受診率が30%に満たないのが実状とのこと。米国の「乳がん」検診率が80%以上であることと比べると、日本の検診率は全体でも47%、これは意識の違なのか、制度の違いなのでしょうか。まずこの入り口の差は治癒率の差に繋がります。マンモグラフィー検査の痛さがネックのようです。

 

私の通院しております昭和医大豊洲病院は、

女性外来の充実した、中でも乳腺外来には定評があります。

 

昨日は、手術後2年目の3Dマンモグラフィー検査がありました。普通のマンモの倍時間がかかりその分痛さもですが、それでもその後の検査や手術、治療を思えば時間的にはほんの一瞬です。

 エコー検査と合わせてでしたが、どちらの映像を見ても異常なく、経過は良好らしくほっとしたところです。

 

マンモグラフィー検査において、実は映像の読解力がポイントだそうです。「読影認定医」にもランクがあり、上位認定医がいる処での検診がお勧めです。気になる方は、日本乳がん検診制度管理中央機構等で確認下さい。私は、主治医と放射線医二人の医師から画像の説明を受けることができ、良い病院と良い先生に恵まれたことに感謝しております。

 

乳がん」は女性のがん罹患部位で1番掛かりやすい箇所です。ほんの少しの知識があればと、改めて実感したセミナーでした。

 

 

 

糖尿病とがん

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監修:国立がん研究センター中央病院  総合内科・歯科・がん救急科 科長 大橋 健先生

糖尿病の患者はがんになりやすい⁈

「俺はがん体質じゃない」と、糖尿病予備軍の夫はなにやら自慢げです。ところが糖尿病になるとがんの発症リスクが高くなることが最近になって分かってきたとのことです。

中でも肝臓がん、膵臓がん、大腸がんのリスクが高い。

そういえば、私と同じ日に乳ガン手術を受けた奥様は、

「入院して2週間になります。」なんでも乳ガン手術の前に血糖値コントロールをするのだとか。私は3泊4日で退院でしたが、糖尿病のため手術後もやはり2週間くらいの入院が必要とのことでした。

糖尿病だけでも大変なのに、がんも重なるなんて本当に…。 

でも、その奥様は大病を患っている悲壮感も感じられず、明るく元気で今の治療を信じ、むしろ病気自慢?げでもありました。

糖尿病もがんも上手く付き合いながら長生きの時代なのかもしれませんね。