米国第46代大統領就任式
米国の46代大統領就任式、未明の時間でしたが、
LIVEで見られたので、ついつい見てしまいました。
何とも、絵になるのです。
青い空に真っ白な議事堂のドーム。
オペラ舞台のような階段から出演者達が下りてくる。
レディ・ガガが圧倒的な衣装と歌唱で国家を斉唱し、
ジェニファー・ロペスが「アメリカ・アメリカ」と歌い、
カウボーイハットの歌手が「アメージンググレース」です。
詩が披露され、牧師さんの説教、
大統領は、分厚い聖書に手を添え宣誓。
ショーを見ているような2時間弱でした。
参列者が制限され、おびただしい星条旗がはためき、
時折小雪が舞う中の就任式で、大統領は
“これらの試練を乗り越え、我々の魂を取り戻し、
未来を確保するには単なる言葉以上のものが必要だ。
民主主義において最も見つけにくい結束、結束だ。”
“お互いの話を聞き、お互いに敬意を見せ合おう。”
“わずかな我慢と謙虚さをみせ、
少しの間相手の立場に立って考えることをいとわなければ。
何故ならそれが人生だからだ。”
78歳の大統領は、力むでも、説得調でもなく、
まっすぐ前を向き、静かに語りかけていたのが印象的でした。